Visual Studio Codeをインストールする方法
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この記事ではPCにVisual Studio Code(VSCode)をインストールして、Scalaのプロジェクトを開く手順を説明します。
事前準備
Scalaのバージョンを確認する
そもそもの話ですが、これから開こうとしているScalaプロジェクトのバージョンが古い場合には、要注意です。
(そうでない場合は読み飛ばしてOKです)
後にインストールする予定のVSCodeエクステンション「Metals」は、限られた範囲のScalaのバージョンしかサポートしていません。
サポートしているのは最新の2.13から2.11までです。
2.11も近いうちにサポート対象から外れる予定です。
2.11以前の古いScalaプロジェクトを編集する場合は、IntelliJ IDEAを使いましょう。
IntelliJ IDEAのインストール方法はこちらで紹介しています。
また、Metalsが要求するScalaのバージョンについて、詳しくはこちらのリンク先をご覧ください。
JDK(Java開発キット:Java Development Kit)をインストールする
後にインストールする予定のVSCodeエクステンション「Metals」は、JDKを要求します。
既にScalaプロジェクトの開発環境が整っている場合にはJDKのインストールも済んでいることになりますので、この手順は飛ばして大丈夫です。
まだJDKのインストールが済んでいない場合には、以下の手順に従ってJDKをインストールしてください。
手っ取り早くは、以下のリンクを開きます。
OpenJDK 8 (LTS) と HotSpot を選択して、JDK をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行すればOKです。
JDKのインストールについては、こちらのページにて更に詳しく解説しています。
Metalsは、OpenJDKまたはOracleが提供するJDKで、かつバージョンがJava 8または11であるものを要求しています。
(使う人は多くないと思いますが、Eclipse OpenJ9はサポートされていないことに注意してください)
実際のところ、AdoptOpenJDKのサイトからバージョン8をダウンロードしてインストールすれば要求を満たすことができます。
Metalsが要求するJDKについては、詳しくはこちらのリンク先をご覧ください。
VSCodeをインストールする
それでは、VSCodeをインストールしていきましょう。
OSは、macOS、Windows、Linuxいずれでも構いません。
以下のリンクよりVSCodeをダウンロードし、インストールしてください。
VSCodeエクステンション「Metals」をインストールする
次に、Scala開発用エクステンション「Metals」をインストールします。
エクステンションを追加する画面を開きます。
OSにより異なりますが、macOSなら Code -> Preferences -> Extensions の順にたどれば開くことができます。
metalsを検索します。
Installを押します。
インストールが完了したら再起動します。
プロジェクトを開く
実際にプロジェクトを開いてみましょう。
開くとScalaのコードにシンタックスハイライトが当たっているのがわかります。
プロジェクトをインポートする
左側のサイドバーにMetalsのMアイコンがあるのがわかると思います。
Mアイコンをクリックし、左側のサイドバーが開いたら、Import buildをクリックすればOKです。
Dottyの開発環境を構築するには
Dottyの開発環境をVisual Studio Codeで構築する方法は、別の記事で解説しています。